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borrowとlendの違い:「借りる」「貸す」を文型で覚える

borrowとlendを、一つの貸し借りの場面から使い分けましょう。borrow from、lend to、borrowedとlentを、例文と八つの練習問題で確認します。

borrowは、あとで返すつもりで何かを借りること。lendは、そのものを誰かに貸すことです。どちらを選ぶか迷ったら、誰が受け取り、誰が渡すのかを確かめてから、文の主語を見てみましょう。

Minhはモバイルバッテリーを持っています。Lanのスマホは電池が切れそうなので、Lanが借りて使うことになりました。同じ出来事を **“Lan borrowed a charger from Minh.”とも、“Minh lent Lan a charger.”**とも言えます。出来事は同じで、話す側の視点が変わっています。

borrowとlendを比べてみよう

動詞 主語は何をしている? 文の型
borrow 借りて使うものを受け取る Lan borrowed a charger from Minh.
lend 相手が使うために渡す Minh lent Lan a charger.
lend 同じく貸す。受け取る人を後ろに置く Minh lent a charger to Lan.

Cambridgeのlendとborrowの解説は、渡す側と受け取る側から違いを説明しています。ここで学ぶ用法では、どちらもあとで返すことを前提にしています。

borrow:何を、誰から借りる?

まず borrow somethingを覚えましょう。貸してくれる人や場所を言いたい場合は、fromを加えます。

  • Could I borrow your calculator for this exercise? — この問題を解く間、電卓を借りてもいいですか。
  • I borrowed a travel guide from my neighbour. — 近所の人から旅行ガイドを借りました。
  • She borrows picture books from the library. — 彼女は図書館で絵本を借ります。

単語メモには borrow = 借りるだけでなく、borrow a book from someoneまで残してみましょう。fromの後ろは借りる相手や場所であり、自分が渡す相手ではありません。Oxfordのborrowの項目には、借りる相手を言わない型と、borrow something from someoneの両方があります。

「貸して」と頼むとき、Can you borrow me…と言える?

相手の持っているものを自分に貸してほしいなら、基本の標準的な型は **“Can you lend me…?”**です。その意味で **“Can you borrow me your charger?”**とはしません。

確かめ方は簡単です。youが充電器を持っていて、meに渡すので、lendを選びます。Cambridgeのlendとborrowの使い分けでも、この方向を取り違える間違いが説明されています。

lend:何を、誰に貸す?

次の二つの型が便利です。

  • lend someone something:「Could you lend me your spare headphones?」
  • lend something to someone:「Could you lend your spare headphones to me?」

どちらも、相手の予備のヘッドホンを貸してもらうお願いです。一文目では、受け取る人が動詞のすぐ後ろにあります。二文目では先にものを置き、受け取る人を toの後ろに置きます。

ほかの例も見てみましょう。

  • I lent my sister a warm jacket. — 妹に暖かいジャケットを貸しました。
  • I lent a warm jacket to my sister. — 暖かいジャケットを妹に貸しました。
  • Our neighbour will lend us a folding table for the party. — 近所の人が、パーティー用に折りたたみテーブルを貸してくれます。

Oxfordのlendの項目にも、この二つの語順が載っています。型を変えるときは、人の役割を保つことが大切です。主語をそのままにして fromだけを toに替えると、別の意味になってしまいます。

同じお願いを二つの視点で言う

傘を持っている友達のそばにいて、買い物に行くために借りたい場面を考えます。次のどちらでも頼めます。

  • Could I borrow your umbrella until lunchtime?
  • Could you lend me your umbrella until lunchtime?

最初の文の主語 Iは、傘を受け取る人です。二文目の主語 youは、傘を渡す人。どちらも、自分が傘を借りて使うことをお願いしています。

覚えるときは、傘を実際に必要になりそうなものに替えてみましょう。a charger・a notebook・a bicycleなどです。同じものについて、二通りの頼み方を声に出します。片方だけ練習していると、「Could you…?」から「Could I…?」へ変えたときに迷うことがあります。

返す時期も添えてみてください。for ten minutes・until Friday・for the weekendなどがあると、やり取りが具体的になります。教材の例文を、自分の生活で使えるお願いに変える練習です。

borrowedとlentの使い分け

原形 過去形 過去分詞
borrow borrowed borrowed
lend lent lent

borrowは規則的に -edをつけます。標準英語の lendは lentになり、lendedにはなりません。Oxfordのborrowとlendで形を確認できます。

同じ貸し借りについて、二文を作ってみましょう。

  • I borrowed a tripod from Mai yesterday. — 昨日、Maiから三脚を借りました。
  • Mai lent me a tripod yesterday. — 昨日、Maiが私に三脚を貸してくれました。

haveを使うなら、過去分詞にします。**“I have borrowed a tripod from Mai.”**または **“Mai has lent me a tripod.”です。一方、didの後ろでは原形に戻し、“Did Mai lend you a tripod?”**とします。

貸す方向と借りる方向を取り違えない

意図に合っていない文 言いたい文 確認すること
Can you borrow me your pen? Can you lend me your pen? youがmeに渡す。
I borrowed my camera to Linh. I lent my camera to Linh. Iがカメラを渡す。
I lent a book from the library. I borrowed a book from the library. Iが図書館から受け取る。
She lended me a scarf. She lent me a scarf. 過去形を確認する。

文のすべての語を訳す必要はありません。貸す人 → もの → 借りる人という矢印で出来事を整理します。そのあと、矢印のどちら側の人を主語にするか決めてみましょう。

八つの文で貸し借りを練習しよう

borrowか lendを、文に合う形で入れてください。ものの持ち主、使いたい人、そして from・to・yesterday・haveなどの手がかりに注目しましょう。

borrowとlendのどちらを使う?

borrowまたはlendを、文に合う形で入れてください。ものの持ち主、一時的に使う人、出来事の時点を確認しましょう。

1. My phone is nearly dead. Could I ___ your charger for ten minutes?

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My phone is nearly dead. Could I borrow your charger for ten minutes?

Iは充電器を受け取って借りる人なのでborrowを使います。couldの後ろは原形です。

2. Could you ___ me your charger for ten minutes?

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Could you lend me your charger for ten minutes?

youは充電器を持っていて、meに貸す人です。lend someone somethingの型を使います。

3. Mina owns this camera. She is happy to ___ it to me for the weekend.

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Mina owns this camera. She is happy to lend it to me for the weekend.

Minaはカメラの持ち主で、貸す側です。lend something to someoneを使います。空欄の前のtoはhappy toの一部です。

4. I don't own a camera, so I often ___ one from Mina.

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I don't own a camera, so I often borrow one from Mina.

IはMinaからカメラを借りる人です。fromに合う型はborrow something from someoneです。

5. Yesterday, Mina ___ me her tripod.

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Yesterday, Mina lent me her tripod.

Minaは自分の三脚をmeに貸す人です。yesterdayが過去を示すので、lendをlentにします。

6. I have ___ a tripod from Mina for this project.

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I have borrowed a tripod from Mina for this project.

IはMinaから借りる人です。haveの後ろは過去分詞borrowed。borrowは規則動詞です。

7. Please ___ the spare key to Leo and ask him to return it tonight.

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Please lend the spare key to Leo and ask him to return it tonight.

頼まれた人が、Leoに鍵を一時的に渡す場面です。to Leoと返却のお願いに合う型はlend something to someoneです。

8. Could you ___ your travel guide to me until Sunday?

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Could you lend your travel guide to me until Sunday?

相手の旅行ガイドを話し手に貸してもらうお願いです。lend something to someoneの型で、couldの後ろは原形のlendです。

文を直したら、もう一人の側から言い換えてみてください。**“I borrowed a camera from Mina.”なら、“Mina lent me a camera.”**になります。単語の形を変えるだけでなく、同じ出来事を別の視点から話す練習です。

そのまま応用できる短い会話

A: Could I borrow your power bank for half an hour?

B: Sure. I can lend it to you until our next class.

A: Thanks. I’ll bring it back before the class starts.

power bankを自分が必要なものに替えてみましょう。次は返す時間や相手を変えます。相手を文のどこに置くか、ほかの動詞でも練習するなら、say・tell・speak・talkも参考になります。

よくある質問

borrowとlendは、必ず別々の出来事を表しますか?

いいえ。**“I borrowed a book from An.”**と **“An lent me a book.”**は、同じ本の貸し借りを表せます。主語と、渡す・受け取る側の視点が違います。

lend meとlend to meは、どちらを使いますか?

lend me a bookも lend a book to meも使えます。最初の型のように受け取る人を動詞のすぐ後ろに置く場合は、その人の前に toを足しません。

borrowの後ろで、貸す人を必ず言う必要がありますか?

いいえ。相手の自転車だとわかっていれば、**“Could I borrow your bike?”**で十分です。誰から借りるかを説明したいときに from someoneを加えます。

この記事ですべての意味を説明していますか?

練習では、ものを一時的に使って返す意味に絞っています。アイデアを借りる用法や lend supportなどは、それぞれの文脈で学びましょう。慣れたら、日常のmakeとdoやhearとlistenへ進めます。

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